改装工事終了!さらに素敵になった経堂のインテリアショップ「Rungta」
2020年 3月4日(水)から改装工事に入り、お休みされていた経堂の素敵インテリアショップ …
都内『蚤の市』『フリマ』『企画展』まとめサイト
流行りのBohoインテリアに欠かせないトライバルラグ。
手織りの一点物なので、できれば直接手にとって選びたいけどどこで買ったらいいかわからない方へ、安くて上質なトライバルラグに出会えるマーケットと通販で買うときの注意点をまとめました。
トライバルラグ(Tribal Rug)とは トライバルラグは「部族の絨毯」と言う意味です。
主に、西〜西南アジアの遊牧民の移動生活の中で生まれた道具で、手作業により織り上げられています。
昔からの伝統の色や模様などはしっかりと受け継がれながらも、それぞれに織り手の遊び心が表れていて、1枚1枚が世界にひとつだけのオリジナルです。
最近は、大きいセンターラグを一枚敷くよりも、少し小さめのものを何枚も敷き詰めて床を埋めるスタイルが人気です。
女優の石田ゆり子さんのインスタでもお部屋の中に何枚もランダムに敷かれてるのが見うけられます。とても素敵です。
日本で良く見られるのは、「バチール」「シラーズ」「トルクメン」族の作ったトライバルです。
違う部族の作ったものでも、並べるとしっくりきてしまい、一枚買うとどんどん欲しくなってしまう不思議な魅力があります。
我が家にもあちこちで集めに集めた、年代や部族が違うトライバルラグが何枚も転がっています。
私自身、何枚かヤフオクやラグ屋の通販サイトでトライバルラグを購入していますが、通販ならではの大きな注意点が3つあります。
ほつれてる箇所や色あせなど、丁寧に写真で解説してくれてるサイトがほとんどですが、そこに書かれてる以上に状態は悪いと思った方が無難です。
手触りなども場所によっては、ワラを一緒に編みこんだんじゃないかと思うくらいチクチクするものもあります。
写真の割りに値段が安い場合、とくに注意が必要です。
トライバルラグは、色あせてくると柔らかい色味になるものが多く、状態がいいものほど色が暗いです。
しかしながら、デジカメやiphoneで撮影するといい感じに自動で補正され、意図してなくても明るく写ってしまいます。
通販サイトの中では、その明るく補正された写真を商品写真にしてるところが多くあります。
実際、私が買ったものの中にも数枚通販サイトの写真と比べると、三段階くらい暗いものが届いたことがあります。
明るく鮮やかに柄が見える商品は、三段階くらい暗いものが届くかもしれないことを念頭にいれておくことをオススメします。
これがなかなか厄介な問題で、トライバルラグは結構匂いがきついです。
現地での保管状況によると思いますが、ときどき汚物のような強烈な匂いを発するものがあります。
クリーニングをしていないで発送する業者も多いので、ここは要注意です。
大きな高いラグを買う前に、小さめの安いラグを同じところで買ってみるのもいいかもしれません。
トライバルラグの通販は、本当に当たり外れが激しいです。
少しお値段が高くなっても通販ではなく 、お店やイベントで購入することをオススメします。
私はよく「Magic Carpet(マジックカーペット)」さんで直接ラグを購入します。
「Magic Carpet」は、都内の蚤の市イベントによく出店されています。
今月の、天王洲ハーバードマーケットの様子です。
私が行くと、だいたい店主がいないので勝手に広げて見させてもらってます。
今回悩んだのが下記2枚のトライバルラグ。
鮮やかな赤か・・・
朱色か・・・
状態も手触りもよく、汚物のような匂いもしない(笑)
この二枚お値段はどちらも3万円でした。
他のお店なら5万くらいは余裕でするお品です。
ただ、サイズが欲しいサイズより一回り小さく、最終的に泣く泣く断念。
お祈りをするためのラグらしく、人一人が体を丸めてかがんだ時にちょうどいいサイズで作られてるそうです。
「Magic Carpet」さんに行くとラグの産地、模様やサイズの意味も教えてもらえます。
ただかわいいからといって作られてるものは一枚もなく、一つ一つ意味を知るとさらに愛おしくなります。
一緒に行った友人は、7万円の大きなセンターラグと3万円の赤い上記写真と同じお祈りサイズを購入してました。
「Magic Carpet」は、RAW TOKYOや赤坂蚤の市、天王洲ハーバーマーケットによく出店していますのでトライバルラグを検討してる方は是非直接手にとって、そのラグの歴史や意味を知ってみて下さい。